千葉とロッテマリーンズと私
先週、事情があって急遽久しぶりに千葉の実家へ帰った。千葉駅の改札を出て駅前を歩いていると、ふと目の前をロッテのキャップを被った小学生が横切った。
ロッテが千葉に移転したばかりの頃、ほんの15~6年前の千葉ではちょっと考えられないことだった。
ロッテオリオンズを千葉に誘致しようという動きが始まった際、
地元にプロ野球団ができる、しかも兆治さんのロッテ!
と、村田兆治の熱狂的ファンであった私はかなり喜んだ。
しかし、村田兆治は移転前に引退…。 orz
優勝時の主力選手もかなりいなくなった後で、チームも低迷していた。
さらに、なぜか、なぜなのか…
折角の新生ロッテのユニフォームの意匠が、、、
あまりにも私の好みとかけ離れていた。
- これならオリオンズのユニフォームの方がずっとよかったのに…
- 同時期に変わった大洋みたいに、どうしてかっこよくなれないのか…
- 横浜は地域自体がオサレだしなぁ、やっぱり千葉はこんなもんなのか…
マスコットも全っっ然かわいくない変なカモメだった。
今のかわいい「マーくん」の前身ということだが、全くの別物でしょうあれは…
そう考えた千葉県民は私だけではなかったらしく、
ピンクの「CLM」ロゴが入った帽子を、街で普段着として着ているのを見かけることはほとんどなかった。
ほとんどというか、私は全く見たことがない。
(試合日の球場の付近には、当然たくさんいたが)
移転直後は成績も低迷。
子供たちは特にチームの強さや見た目のかっこよさに憧れがちだし、小中学生は皆巨人や西武の帽子をかぶっていた。
折角、プロ野球チームが地元に出来たのにも関わらず。。
だが、どうだろう。今はあの「CLM」の面影を微塵も感じないほどの生まれ変わりを遂げた。
スタイリッシュな「M」のロゴが入ったキャップを、小学生が普段着として堂々と被って歩く時代になったのだなぁ。
これは、千葉人としては非常にうれしい!!
球団・球場経営や、チーム戦力も劇的に変わったし、ユニフォームもとっくの昔に格好良くなっているが、球場で着ているファンの姿ではなく、街でファッションとして身に着けているファンが出てきたという変化を目にするのは初めてだった。
きっと、千葉に根付いた証拠なんでしょう。
私が長く千葉に帰っていなかっただけだから、「今更なにいってんの~」と言われるかもしれないけど、結構感動したんですよ、ホント。
ここまで書くと、
「遅ればせながら、私もマリーンズファンに入れてもらうことにした」
・・・とか書きたくなってくるが、すいません、実はロッテが来る前からずっと…
西武ファンです・・・(笑
来た当時兆治さんがいたら、乗り換えてたかもしれないけど(^^;