2010/07/01

遅ればせながらPolytuneを使ってみた

一時期話題沸騰だった、iPhoneアプリのチューナー、"PolyTune"。

iPhoneのチューナーは沢山出ているが、これの凄いところは、ギターやベースなどの弦楽器の全ての弦を同時にチューニングできてしまうということ!

実機は既に販売していて、ギタリストの間では話題とか。
仕事は思いっきりデジタル系でガジェット大好きな私ですが、音楽に関しては超アナログ人間で、そんな私が知っているはずもなく。

演奏大好きでもエフェクターとかミキサーなどの音楽キカイ系にはとんと阿呆で、すべて人に任せっきり。
AUXが「おぐじゅありぃ」と読むことも最近知ったぐらいだ。
そう言えば昔、「じゅわいよ・くちゅーるマキ」ってあったな。どうでもいいけど。

とにかく、一体どうやるのか全く想像出来なかったので、とりあえず使ってみた。

左から、6弦、5弦…と順番に状態を表わしていて、下に赤く出ると低い、上に赤く出ると高い、ということらしい。

私のマイナーなブラジル楽器・カバ子は4弦DGBDなので、ベースモードのドロップDで使えるかなあとやってみたが、やっぱり無理かも…。
ギターのドロップDでやれば上の4弦だけの反応で使えるかも、と思ったがこれもダメっぽい。
わざと1弦だけ極端に低くしたりして聞かせてみたものの、どうも拾ってくれずなんとも微妙。残念…。
カバ子モードを入れろとは言えない・・。

仕方なく1音ずつ普通に合わせてみたが、音の微妙な変化に意外と敏感な様子。iPhoneのマイクから拾っているにしては、普通にチューニングができるかも。
しかし、ピエゾのクリップチューナーに慣れている私には、他に音が鳴ってる時にチューニングできないのが面倒に感じるので、わざわざiPhoneのマイクでチューニングすることはほとんどなさそう…。
ライン入力できるケーブルをお持ちのギタリストの方なら、チューナーとして十分使えると思う。
同じく、わざわざiPhoneを使うかは別問題だけど…

普通に1弦ずつ合わせてからオープンで弾くと、パキッとGが表示された。おお。

他のコードを弾くと、ちゃんとAとかFとかアルファベットで出してくれる。コードへの反応はいいみたい。シャープもOKだがマイナーコード系は拾えないらしい所が残念。。
本来の使い方とは全然違うが、自分でコードを作って適当に弾くタイプの私には、今何のコードを弾いているのかを記録したいときにいいな。
(いつも適当で譜面どおりに弾いたことがなく、しばらく弾いてない曲はどう弾いてたか忘れてしまい、毎回微妙に変わるという有様。)

これさえあれば、チューニングが一瞬で終わる!と面倒くさがりの私は小躍りしたのだが…。そううまくはいかなかった。
すべての弦の高低が一度に把握できる、という目玉機能は残念ながら堪能できなかったものの、実機に興味がある方が、1,200円でお試しできるという意味ではいいアプリだと思う。

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